こんにちは。れっこです。
今回は、私がまるで自分の庭感覚で行っていた上野公園のお花見についてのレビューです。
敷地が広く人もかなり多いので、どう回るかをある程度チェックしておかないと
失敗しやすいお花見スポットだと思います。
自分に合った場所か分かるように、お花見全体の雰囲気をまとめてみました。
上野恩賜公園のお花見の特徴を5つの観点で分析
お花見スタイル「散策・お祭り・ライトアップ」※将来的には宴会も
敷地が広く2~3時間程度で回りきれる場所です。隅々まで行くならもっとかかるかも?
ふらっと散歩がてらにお花見することもできますが、
それだけでなく、上野動物園や美術館・博物館などもあり、
1日かけてお出かけできるような場所でもあります。
コロナ流行によってブルーシート等での場所取りができなくなっていますが、
2023年から徐々に解禁され、将来的にはコロナ前の宴会スタイルも帰ってくるかもしれませんね。
個人的には、上野公園が場所取り禁止になってから
平和な雰囲気になったのでそのままであってほしいという気持ちもありますが。笑
私は、一人で行くときはお花見+美術館を行って、芸術満喫プランで楽しんでます。
友人と行く場合は、お花見+上野周辺でご飯を食べたり、
桜まつりの屋台で食べ歩きをしたりしています。
桜の密度 ★★★☆☆
少し辛口ではありますが、敷地がかなり広いのもあって桜の密度はそこまで高くありません。
ただし、道がとても広くて来場者がかなりの数いても詰まったりすることが少ないので、
比較的回りやすい場所だと思います。
上野公園内には、様々な種類の桜があり、他の花見スポットに比べて見頃の時期が長く
タイミングを外しずらいところもメリットだと思います。
私の体感で申し訳ないですが、年々、お花が減っているようにも感じるので
桜の見ごたえがあるかどうかが最重要!って方には少し物足りないかもしれません。
写真映え ★★★☆☆
かなりの人出があるので、誰もいない場所で桜と撮影は恐らく不可能です。笑
とはいえ、大きな通りの両端に桜がずらーっと並ぶ様は圧巻でちゃんと映えます。
また、全体的に桜の木の背が高いので、桜をバックに自撮りを撮るのは少し大変です。
背が低い桜に人だかりが出来てしまうような状態です。
なので個人的には、映え写真を撮るというより、歩きながら自分の目で見たり、
お祭りを楽しむのを目的で行くような場所だと思います。
お祭り感 ★★★★★
うえの桜まつりの開催期間は、上野公園の色んな場所で屋台が立ち並んでいます。
席数は多くありませんが、テーブルと椅子を並べた簡易的な飲食スペースも用意されています。
夜はピンクのボンボリがライトアップされていて、
お祭り気分を味わいたい!という人にぴったりの場所です。
人の少なさ ★☆☆☆☆
平日・休日・日中・夜関係なく人出が多く、大変賑わっている場所です。
そのため、混雑が苦手な人にはおすすめしません。
これは花見じゃなくて人見になってるのでは?と感じるはずです。笑
★1つだけ残した理由は、公園内の道が広いのであまり人が詰まったりしないことです。
道を半分に分け右側通行で整備しているため、流れに沿って行けば快適に見ることができます。
注意点は、不忍池の弁天堂に続く屋台道のみ
動けなくなるほどの人だかりなので、苦手な人は避けた方がいいですね。
都内からのアクセス ★★★★★
JR・メトロ「上野」、京成線「京成上野」と都内の中でもかなりアクセスがよい場所になります。
公式サイト等では駅から徒歩1~2分と書かれていますが、人混みや道路を横断することを考慮すると
体感5~8分程度はかかります。JR「公園口」のみ出たらすぐのところに上野公園があります。
公園内も道が整備されているので、おしゃれな靴を履いたりしても問題ありません。
注意点は、敷地がかなり広いので結構歩き回ることになるのと、
上野公園は少し高いところにあり、そこに上る階段が急な場合が多いので意外と体力を使います。
おすすめの回り方
一見、一番近いJR「公園口」から入った方がよさそうですが、個人的にはおすすめしません。
なぜなら、公園口から入ると最初にメインディッシュであるさくら通りから見ることになるからです。
美味しいところは後に取っておきたい派なので、かえるの噴水側から入るのをおすすめします。
不忍池周囲の桜もとても綺麗で、穴場的な場所になっているのでぜひ行ってほしいところです。
上野恩賜公園の園内マップ
引用元:東京都建設局「施設紹介|上野恩賜公園」
- JR「不忍口」または、東京メトロ「7番出口」から降りる
- カエルの噴水側から上野公園に入り、早咲の「オオカンザクラ」と「シダレザクラ」を鑑賞
- さくら通りを通り、メインディッシュである大きな桜並木道を進む
- 大噴水まで行ったら折り返してさくら通りの反対側を鑑賞、弁天門から階段を降り不忍池へ
- 弁天堂周辺or上野東照宮付近の屋台で食べ歩き
- 不忍池周辺の桜並木を巡って締めのお花見をし、上野公園を出る
実際に行ってみた感想
以前、京浜東北線沿いに住んでいたことがあるので、
上野公園は気軽に行きやすく毎年ふらっとお花見をしていました。
なので、過去に行った経験を整理しつつ、写真を交えて全体的な雰囲気をお伝えします。
カエルの噴水側から上野公園に入ると早咲きの桜がお出迎え
カエルの噴水の手前に上野公園の入口があります。
そこには、ソメイヨシノよりも早く咲く「オオカンザクラ」と「シダレザクラ」があります
オオカンザクラは2月上旬~3月中旬、シダレザクラは3月中旬~下旬が見頃となります。
どちらも大きめの木なので、ソメイヨシノがまだの時期でもとても華やかです。
さくら通りの入口付近は小さめの桜が並ぶ
さくら通りに入るとまずは少し狭めの道沿いに桜並木が続いていきます。
桜の木も小さめのものが多く、少しずつ気持ちを温めていきます。笑
うえの桜まつり期間中はかわいいピンクのボンボリが並んでいます。
さくら通りを進んでいくと遂にメインの大きな桜並木
しばらくさくら通りを進むと、上野公園の桜といえば多くの方が思い浮かべる桜並木があります。
大きな通り沿いに桜並木がだーーっと並んでいるさまは圧巻です。
コロナ流行以降は、真ん中にコーンを置き右側通行に整備されているため、
さくら通りを往復して楽しむのがおすすめです。
なぜかというと、行く時期によって通りの右側と左側の桜の咲き具合が違ったりするからです。
なので両側の桜を近くで見るために私はあえて往復しています。笑
屋台は不忍池の弁天堂前と、上野東照宮の参道沿いの2か所
屋台のエリアは大きく分けて2か所あります。
不忍池の弁天堂前と、上野東照宮の参道沿いです。
こちらは弁天堂前の屋台です。
写真では夜なので人はあまり多くありませんが、
以前昼過ぎに行った際は身動きが取れなくなるほどの混雑でした。
弁天堂を通り過ぎたところにも屋台は続いています。
夜でも飲食スペースは弁天堂前はほとんど埋まっていて、奥の方が空いていました。
こちらは2018年のものですが、上野東照宮の屋台です。
こちらもかなりの混雑で、屋台で買って食べる余裕はあまりなかったです。笑
一応、飲食スペースもありましたが、席はすべて埋まっていたような記憶があります。
弁天堂前の通りは見晴らしがいいので遠くからでもわかりやすいですが、
上野東照宮の方は少し奥まっている場所にあります。
どちらもかなり混雑するので、特に混雑がひどい休日はもう行かないようにしています。笑
平日の夜に弁天堂前の屋台に行ったときは空いていたので、夜がねらい目なのかもしれません。
不忍池沿いの桜は比較的人出が少なく、ちょっとした穴場
不忍池沿いにも桜並木があり、さくら通りにも負けない綺麗さです。
弁天堂を通り過ぎて、ボート乗り場から左に曲がったところの道が特に綺麗です。
メインのさくら通りから少し離れた場所にあるので、比較的人は少なめです。
道の両端が池に囲まれているので解放感があり、桜と池の組み合わせも素敵です。
夜の不忍池周辺の様子です。
湯島口・野外ステージ側から撮った不忍池です。
少し桜が遠いですが、池に沿ってずらっと並ぶ桜の木がとても綺麗でした。
後ろのビルもいい味を出していますね。
手前の池に生えている草は蓮です。7月中旬~8月中旬が見頃で、池が蓮の葉で覆いつくされます。
上野恩賜公園の桜の基本情報(見頃・アクセス等)
東京都台東区にある公園です。上野公園と呼ばれることも多いですが正式名称は上野恩賜公園です。
都内の人気お花見スポットで必ず紹介される桜の名所です。
博物館・美術館などの文化施設が16件ある芸術・文化を楽しめる場所としても有名です。1
見頃 | 3月下旬~4月上旬 |
木の本数 | 約1200本 |
住所 | 東京都台東区上野公園5-20 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 5:00~23:00 |
うえの 桜まつり |
3月下旬~4月上旬 |
ライトアップ | 17:00~20:00 (うえの桜まつり期間中) |
敷地面積 | 538,506.96m² |
トイレ | 14か所 |
駐車場 | 4か所 (内2か所は上野公園専用バス駐車場) |
アクセス | (電車)JR・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」下車徒歩2分 ※JRは公園口、不忍口、東京メトロは7番出口が近い 京成線「京成上野」(正面口)下車徒歩1分 |
参考 | 東京都建設局HP「上野恩賜公園」 https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/toubuk/ueno/index_top.html 上野観光連盟「第74回 うえの桜まつり」特設サイト https://ueno.or.jp/sakuramatsuri2023/ |
まとめ
- 都内でもトップクラスに有名なお花見スポットだよ
- 3月下旬~4月上旬が見頃。特に3月下旬が満開の年が多いよ
- 人出がかなりあるので、わいわいお祭り感覚で行きたい人向け
- 屋台は、不忍池の弁天堂前と上野東照宮の参道沿いの大きく2か所
- 道は綺麗に舗装されているので、おしゃれもしやすい
- 背の高い桜の木が多い+人が多いので写真を撮るのは結構大変
- 美術館・博物館、動物園があり、飲食店も多くあるのでお花見以外にも色々楽しめる
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