こんにちは。れっこです。
東京の有名な桜スポット「目黒川」「隅田川」
一見、どちらも川沿いに桜並木が続く
似たような場所に感じますが、
実際に行ってみるとかなり雰囲気が違います。
そこで、目黒川と隅田川の桜について、
以下の観点で徹底比較していきます。
- 客観的な情報(見頃・桜の本数・来場者数・アクセス)
- 私が行ってみて感じた違い
(良かった点、イマイチな点) - どんな人なら楽しめるお花見スポットか
客観的な情報(見頃・桜の本数等)から比較すると
見頃はどちらも3月下旬~4月中旬とほぼ同じ
桜の見頃は、目黒川、隅田川どちらも
3月下旬~4月上旬と同じです。
サイトによって隅田川の見頃は
3月中旬~4月上旬と記載されていることもありますが
見頃に差はあまりないと思います。
例えば、ジョルダンによる2024年の開花予想日は
目黒川が開花日3/24、満開日3/31で
隅田川が開花日3/26、満開日3/31と
ほどんど変わりません。
桜の本数・密度ともに隅田川に軍配が上がる
桜の本数で比較をすると
目黒川が約800本、隅田川が約900本と
隅田川の方が多い結果でした。
次は密度で考えてみます。
目黒川が約4km、隅田川が約1kmに桜並みが続きます。
そのため1km当たりの本数は、
目黒川が200本、隅田川が900本と
隅田川の方が密度も高い結果となります。
ただし、隅田川は川幅が大きい場所なので、
片側の桜並木だけで考え450本とするのが
実際の感覚と近いかもしれません。
個人的にはこの結果は少し意外でした。
私の体感では目黒川の方が密度が高く感じたからです。
目黒川は街中の狭い空間にあるので、
開けた場所にある隅田川の桜と比較して
密度が高く感じてしまうのかもしれません。
桜期間の来場者数は目黒川が圧倒的に多い
桜期間の来場者数について、
目黒川が約300万人1、隅田川が約20万人2と
目黒川が圧倒的に多い結果でした。
あまりにも差があるため色々と調べましたが、
台東区HPの「観光入込客数の推移」によると
平成26年度「隅田公園桜祭り」の
来訪者数が118,000人とあるので
恐らく間違いではないと思われます。
体感でも目黒川の混雑はかなり酷いので
納得感のある結果でした。
- 日本経済新聞「住宅街に300万人! 桜満開・目黒川のリスク管理」より ↩︎
- OZmall「【東京・浅草】隅田川・隅田公園」より ↩︎
アクセスは大差はないが、目黒川の方が駅から近い
目黒川と隅田川のアクセスについて、
以下のようにどちらも駅から徒歩10分以内と大差はありません。
目黒川へのアクセス
- 「中目黒駅」「池尻大橋駅」から徒歩すぐ
- 「目黒駅」から徒歩約10分
隅田川へのアクセス
- 「浅草駅」から徒歩5分
- 「本所吾妻橋駅」から徒歩7分
私の経験でいうと、浅草駅から徒歩5分で
隅田川まで行くのは難しいと思います。
浅草駅は、路線によって
最寄りの出口が変わりますし、
駅の中も複雑で迷いやすいです。
一方、中目黒駅は出口が2つしかなく、
正面改札口を出たらすぐなので
分かりやすい場所です。
実際に行って感じた目黒川・隅田川の比較結果
目黒川は、写真映え重視、祭りの賑わいを感じたい人向け
目黒川の屋台はおしゃれなものが多い
目黒川の屋台といえば「苺シャンパン」が有名です。
シャンパンの中に苺がいっぱい入った
華やかなドリンクで、美味しかったですね。
他にも、クラフトコーラ、牛タン串、
カラフル団子、さくら甘酒、いちご串等
おしゃれでかわいいものだったり、
プチ贅沢なものが多いのが特徴です。
目黒川の桜。
— 魔術師見習い (@O_Messiaen) April 7, 2024
ライトアップだけでなく屋台もまだやってるびか。
去年は分からなかったが、以前行ったのはやはり中目黒駅の方だった。というか屋台あるからかあの辺人多い… pic.twitter.com/yQWmOQl45A
今日は仕事からジム行って毎年恒例の目黒川の桜を見に行って来ました♪
— よーじっぷ luz (@YozipMONAfrecia) April 6, 2024
1時間くらいぶらぶら歩いて最後ケバブ🥙食べて帰って来ました♪
車で行ったのでお酒は見るだけ!
中目黒はオシャレなお酒が沢山有りますね
昔、屋台で焼きフォアグラが売ってたけど今日はなかった!@reipyon_mona @riho__mona pic.twitter.com/W4nAJHtZ6n
目黒川の良かった点
- 川と桜の距離が近く、一緒に写真を撮りやすい
- 街中の狭い空間にあるので空が桜で埋まる
- 赤い丸の橋がかわいくて
人気のフォトスポット - 屋台がおしゃれでかわいい
- 駅から近く迷いにくい
- 比較的若い人が多くキラキラした雰囲気
- 桜の見える飲食店で
食事をしながらお花見できる
目黒川のイマイチな点
- 歩道が狭く混雑が酷い
- トイレ難民になりやすい
- 桜の見える飲食店は混雑するので
事前予約が必要 - 落ち着いた雰囲気が
好きな人には合わないかも
実際に目黒川にお花見に行った感想を
以下のページで詳しく紹介しているので
よかったらどうぞ!
隅田川は、人混み避けたい、のんびりお花見を楽しみたい人向け
隅田川沿いは歩道が広く、混雑のストレスが少ない
目黒川の歩道は、大人4~5人が
ぎりぎり並べるぐらいの幅で狭いですが、
隅田川の歩道はもっと広く、
6~7人くらいは並べそうな印象です。
実際、目黒川は
中目黒駅近辺は特に
身動き取れないくらい混雑しており
警備員が道路整備をしているような状況です。
一方、隅田川は
人の流れに合わせる
必要が無いくらい余裕があります。
そのため、混雑が苦手な人は隅田川がおすすめです。
#桜 #ソメイヨシノ #都内 #名所 #見頃 #隅田川 #スカイツリー #桜橋
— hiro@tokyo (@hiro_tokyo_) April 8, 2024
昨日の日曜日の午後に
隅田川の桜を観てきました。
お祭りもやっていて屋台も
出ていたので凄い人出でした。
昨日満開でしたのでまだ
数日観れると思います(^○^)! pic.twitter.com/ngCnuXFl5e
家からナイスなお散歩距離なので隅田川沿いを歩いて軽く浅草んぽしながら桜🌸見てきた♪やっぱソメイヨシノは綺麗じゃ(*´∀`)b pic.twitter.com/lD3HbATT1q
— DICE (@Diggity_Dice) April 8, 2024
隅田川の良かった点
- 歩道が広めで混雑しにくく
人の流れに合わせる必要が無い - 川幅が広く開けており開放的な場所
- 落ち着いた雰囲気でのんびりお花見できる
- 隅田公園ではレジャーシートを広げて
ピクニックができる - 見物客は色んな人がいるので
あまり場違い感を感じにくい - 屋形船からのお花見を楽しめる
隅田川のイマイチな点
- 屋台は隅田公園近辺に固まっている印象
- 浅草駅が複雑で迷いやすい
- 桜と川の距離が離れているので
一緒に写真を撮りにくい - 隅田川ならここという
人気フォトスポットが無いかも
まとめ
- 見頃はどちらも3月下旬~4月上旬と同じ
- 桜の本数・密度はどちらも隅田川が上
- 来場者は数百万人の差があり目黒川が多い
- アクセスは大差ないが、隅田川が少し迷いやすい
- 目黒川は写真映え重視、
お祭りの賑わいを味わいたい人向け- 目黒川は苺シャンパン等
おしゃれな屋台が多い - 街中の狭い空間にあるので、
桜がぎゅっと詰まっている印象
- 目黒川は苺シャンパン等
- 隅田川は人混み避けたい、
のんびりお花見したい人向け- 隅田川は川幅が広く
開放的な場所でお花見ができる - 隅田公園ではレジャーシートをしいた
ピクニックも可能
- 隅田川は川幅が広く
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