こんにちは。都内の紅葉スポットはあらかた行ってしまったれっこです。
今回は、愛知県で1番有名な紅葉スポット「香嵐渓」に行った感想です。
有名なだけあって混雑は回避できません。それでもまた行きたくなる魅力の詰まった場所でした。
香嵐渓の基本情報
愛知県豊田市にある渓谷で、川沿いのもみじ並木や、赤黄色に染まった山道を散策できます。
紅葉は11月中旬〜下旬が見ごろになります。主にもみじの木が楽しめます。
毎年11月には「香嵐渓もみじまつり」が開催され、屋台が連なるエリアもあります。
愛知県で有名な紅葉スポットなだけあって、紅葉シーズン中はかなりの人が見に来る場所です。
見頃 | 11月中旬~11月下旬 |
木の本数 | 約4000本(もみじ) |
来場者数 | 約60万人 |
住所 | 愛知県豊田市足助町飯盛 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
祭り | 香嵐渓もみじまつり 2023/11/1~11/30 |
ライトアップ | 日没~21:00 |
敷地 | 540ha |
トイレ | 4か所 |
駐車場 | 8か所 |
アクセス |
(電車)地下鉄「浄水駅」からバスで約60分 |
参考 | ウォーカープラス「香嵐渓」:https://koyo.walkerplus.com/detail/ar0623e12994/ |
香嵐渓もみじまつりを主観で評価するなら
紅葉狩りスタイル「小旅行、ハイキング」
かなりエリアが広いため、1日かけないと回り切れません。
また、舗装されていない山道が続き、足場がよくない場所も多いため歩きやすい靴は必須です。
がちがちの登山装備は必要ありませんが、服装もなるべく動きやすいものがおすすめです。
私の感覚としては、かなり気合いを入れていくような場所です。笑
紅葉の密度 ★★★★★
約4000本のもみじの木があり、
体感でいうと、関東を中心に数十件巡った私の中でも1番と言えるほどのもみじの量でした。
もみじの並木道が続き、山道では一面にもみじの落ち葉が積もっていました。
上から下までもみじに囲まれた空間は、意外と見つからないので感動したのを覚えています。
写真映え ★★★★★
大きな巴川とそこにかかる待月橋が香嵐渓のメインスポット。
待月橋の手前には屋台が立ち並び、もみじに囲まれた山道、さらに奥に行くと吊り橋もあります。
紅葉エリアもかなり広いため、自分だけの映えスポットも見つけやすいと思います。
一部しか紅葉エリアがない場所と違って、動画を回しても写真と遜色ないほどのものが撮れました。
お祭り感 ★★★★☆
屋台が並んでいるエリアがあるので、お祭り気分も味わうことができます。
しかし、待月橋近辺と香嵐渓広場にのみ屋台があり、店にもよりますが長蛇の列でした。
(15~30分は並んだ記憶があります)
秋祭り期間中はライトアップも行われており、夜の紅葉も楽しめるようです!
(残念ながら私は夜の香嵐渓は見に行ったことがありません。いつか行ってみたい。。。)
人の少なさ ★☆☆☆☆
人の波に押されるほどではないですが、混雑は避けられません。
観光センター近辺~待月橋~香嵐渓広場までは人で賑わっています。
香嵐渓広場を過ぎると人も落ち着いていき、ストレスなく紅葉狩りができます。
都内からのアクセス ☆☆☆☆☆
都内から行く場合は、宿泊旅行が必須です。愛知観光と一緒に香嵐渓も回る形がよさそうですね。
名古屋から行く場合は日帰りで行けますが、それもなかなか大変で、
電車で行く場合は途中でバスに乗り換えなければならず、そのバスの中がこれ以上入らないくらい
ぎゅうぎゅうでした。乗り換え方も複数あり複雑なのであまりおすすめしません。
車で行くのが一番いいと思いますが、渋滞が起こるので早めに出発するのが無難だと思います。
(私の場合は、土曜日の朝10時頃に到着でしたが、その時はあまり渋滞せずに着きました)
香嵐渓の唯一のデメリットは、行くまでが大変なことだと思います。
でも、それでも行きたくなってしまう。。。
実際に紅葉狩りに行った感想
香嵐渓には2019年11月30日、2020年11月21日の2回訪れたことがあります。
どちらもきれいな紅葉で大満足したのを覚えています。
2019年に行ったときは、川沿いの日当たりのよいもみじは少し見頃が過ぎていたと記憶しています。
例年通りの気候であれば、11月20~25日頃がベストシーズンなのかもしれませんね。
(年によって差があって難しいところですが。。。)
以降は、2020年のことを中心に、
足りない部分は2019年の記憶も少し交えて書いていきたいと思います。
香嵐渓に到着するまで
電車で浄水駅まで行き、そこからバスに乗り換えて行きましたが、とにかく混雑との戦いでした。
バス停にもかなりの人数が待っており、全員は乗り切れないほどでした。
バスに乗っている最中にも別の駅から香嵐渓行きのバスを待っている行列が何回か見えたので、
どこも混雑しているようでした。
なんだかんだ1時間ほどバスに乗っていたように思います。
立ちっぱなしで身動きもできず、かなり辛かったのでもうバスは利用しない!と思いました。笑
香嵐渓に到着、まずはお祭りだぁぁ
バス停「香嵐渓」を降りて進むと飲食店や屋台が立ち並ぶお祭りエリアがあります。
その奥には秋色に染まった飯盛山が見え、テンションが上がります。
さっそく浮かれて揚げもみじ饅頭を購入。
その場で揚げてくれるお店で、サクサクほかほかでとても美味しかったです。
屋台を抜けると早速巴川と待月橋が出現
香嵐渓と検索すると真っ先に出てくる「香嵐渓といえば」なスポットですね。
橋に向かうまでの川沿いの道にも屋台が並んでいます。
特に茶虎のおさつチップスが人気で長蛇の列でした。(食べたはずだがなぜか写真が見つからない)
待月橋を渡り対岸へ行くともみじのトンネルが広がる
対岸に渡ると川に沿ってもみじ並木が続いています。
道の両脇に密集してもみじの木が生えているので、空まで埋め尽くす赤い葉がとてもきれいでした。
写真からもわかる通り、人も多くかなり賑わっているエリアです。
対岸から待月橋側を撮った写真です。
川の方に降りることもできるため、降りて見ているお客さんも多くいました。
川岸は降りるまでの道のりも、降りた後も岩がごつごつしてかなり足場が悪いので、
注意して降りる必要があります。
降りて川に近づいてみました。
川の透明度も高く、手を入れてみたらかなり冷たかったです。川の流れる音も心地よい。
川にもみじの葉が流れており、川の水ともみじの葉の組み合わせも秋の山ならではですね。
それと、川の水面の揺らめきが好きです。海とはまた違った感じがします。流れがあるからですかね。
少し進むと香嵐渓広場へ
川から離れて道を少し進むと香嵐渓広場があります。
数はそこまで多くありませんが、屋台がいくつかあります。
そこで五平餅を食べた記憶があります。なぜか食べ物の写真は、撮り忘れて食べてしまうみたいです。
この辺りは川沿いの道とは別に、少し上って山側にも道が並んで通っています。
(もみじまつりのマップを見た方が分かりやすいかもしれません)
階段を上って山側の道は360°もみじの世界
少し急な階段を上ると360°もみじに囲われた山道に着きます。
下にはもみじの落ち葉が積もっていて、さくさく音を立てながら歩くのが楽しかったですね。
過去に、山の紅葉スポットへ何か所か行きましたが、メインの場所以外は緑も多く
上から下までもみじに包まれる空間は、意外と無いので感動でした。
中でも個人的に好きだったスポットはこちらです。
階段のそばに少し突き出た崖があって、そこの部分だけ木漏れ日が差していてきれいでした。
ちょっとしたフォトスポットになっていました。
2019年に行ったときは、この山道側を歩いていなかったのですが、
ここは少し上るのが大変でも行くべきですね。少しもったいないことをしました。。。
再び川沿いの道に降りて、薫楓橋へ
川沿いの道へ降りて、香嵐渓広場を過ぎたところに薫楓橋があります。
その手前から撮った写真です。ここも日当たりがいいのか、もみじが真っ赤に色づいていました。
赤いつり橋「香嵐橋」ともみじのコラボ
薫楓橋を過ぎて、しばらく行くと赤いつり橋があります。なかなか風情があって素敵でした。
私はつり橋は苦手なので行きませんでしたが、つり橋から見渡す紅葉もきれいそうです。
更に奥まで行ってみると誰もいない穴場スポットを発見
巴川近辺を回った後、少し離れて足助商店街を抜けた先に、
圓通山観音堂へ向かう階段を上ると秘密の紅葉スポットを見つけました。
少し開けた場所になっており、木の隙間から町が一望できるような場所でした。
古いベンチと休憩所があるだけで建物は特になかったと思うので、跡地なのかもしれません。
見晴らしもよくて人がいなかったので、かなり居心地がよかったです。
休憩所はかなり古くなっていて、椅子やテーブルも朽ちていたので休むのは少し危なそうです。
香嵐渓の場所から離れたところにあるので、少し行きづらいですがとてもいいところでした。
まとめ
- 山道をずっと歩いていくハイキング的な紅葉スポットだよ
- 屋台も多く、お祭り気分も同時に味わいたいよくばりさんにもぴったり
- 紅葉したエリアが広くて見どころも沢山!1日かけないと回れない!
- 足場はあまりよくないので動きやすい恰好を推奨
- 行くまでは大変だけど、労力をかける価値のある素敵なスポットでした
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